家賃5万2千円以下の空き1DK物件に起きる近未来
家賃5万2千円以下の空き1DK物件に起きる近未来です。
現在空いている、都内(または都内近郊)、駅チカ、1DK以上、風呂トイレ完備、防犯完備、南向き、2階以上、全室フローリングで、3・11震災により一旦家賃が1万円~3万円近く下がった物件で、一定の基準を満たしており、家賃が5万2千円以下の物件は、改修工事が入り、家賃が5万3千円以上に上がります。
一人暮らし、もしくは二人暮らししたい人がみんな憧れる部屋の家賃が、今後5万3千円以下には下がらなくなります。
理由は、生活保護受給者の家賃補助額の最大の上限が5万2千円だから。
稼いでいるサラリーマンと、生活保護受給者との住み分けが始まります。
さらに、空き部屋を長い間もてあましている大家さんや不動産関係者に対する挑戦状でもあります。
時代が最も現れるのはガス周り周辺です。
時代の流れにあわせて改修工事の予算が組めない不動産関係者と、無理難題をクリアできる不動産関係者の差がハッキリと現れる時代に突入するのです。
改正の時期に予算が組めない不動産関係者は、これからもずっとそのままというわけです。
ちなみに、誰がどう見ても3万円以下で住めそうな、1Kの物件はまた別腹です。
安ければ安いほどいいというニーズはあります。